パラブラ映画部

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作品No.062D

鯨捕りの海

1時間25分/1998

日本の近海では、今も捕鯨が行われている。小型捕鯨船による捕鯨、北太平洋での調査捕鯨、ノルウェーの商業捕鯨と海の男たちの誇りを描く。


内容紹介

新鋭梅川俊明の初監督作品

「橋のない川」「絵の中のぼくの村」など東陽一監督のもとで助監督をつとめた梅川俊明の第1回監督作品。梅川俊明は福島県の元漁師の家に生まれた。34才の時、鯨捕り達の世界を描くこの記録映画『鯨捕りの海』で初監督に抜擢された。

企画から2年をかけて完成

企画から2年をかけて製作され、日本の沿岸で続けられている沿岸小型捕鯨を中心に、北太平洋でのミンク鯨の捕獲調査やノルウェーの捕鯨を取材している。撮影スタッフは沿岸小型捕鯨船の第三十一純友丸に乗船し、6名の鯨捕り達と生活をともにしながら6カ月にわたって捕鯨の現場を撮影、32時間におよぶフィルムを廻した。

海外で上映、“ニュートラルな作品”と好評を得る

1998年2月に開かれたベルリン国際映画祭のフィルムマーケットで試写、海外の映画関係者に大きな反響を呼んだ。世界配給のエージェントが決定し、海外映画祭からも多数の招待を受けた。

日本の食文化の本質に迫る

この映画のねらいは、日本の捕鯨の現状を正確に伝えることである。日本では現在も捕鯨が続けられており、水揚げされた鯨はその肉だけでなくすべて無駄なく分配・利用され、日本人の食文化として定着している。鯨捕り達の力強い労働と伝統的な捕鯨技術の記録を通して、私たちの食文化の本質に迫る映画となっている。


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