パラブラ映画部

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作品No.048D

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あらかわ

1時間20分/1993

源流から東京湾までの水系 169kmに及ぶ荒川の水路を辿りながら、現在的な川の様相と水問題を克明にルポルタージュする。

  • DVD(個人)
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  • DVD(ライブラリー)
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「続・あらかわ」同時収録

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内容紹介

水問題のルポタージュ

1992年、11月。関東平野を流れる荒川の上流に建設中の滝沢ダムの地元合意が成立した。23年の歳月を経て、最後の反対同盟会8家族がダム建設予定地からの立退きを決めた。カメラは、ダムを誘致した山村を起点として、源流から東京湾までの水系169キロに及ぶ水路を辿りながら、現在的な川の様相と水問題を、克明にルポルタージュしていく。そこには、自然と生きた山間の人々や、農民、漁民の生活が破壊されてゆく現実とともに、なおも膨れ上がろうとする下流の都市がある。

社会の軌道修正

今、世界は、近代化がもたらした功罪に気付き、バランスを失った社会の軌道修正が行われようとしている。その中で私たち自身が、川をはじめとした自然にどう向き合って行くべきなのか、その答えを求めて、カメラは、山や海に生きる人たちの肉声をフィルムに焼き付けていく

推薦の言葉

《人間は、自然に手を加えなければ生きられない存在だが、この映画はそれを批判するわけではなく、その節度を暗示する。ダム建設をめぐる現実の利害の外で、荒川源流近くに生きる人物と河口の海に生きる人物とが、偶然のように同じ一点<山>について語る言葉が、その意味で感動的だ。美しい水の映像と加古隆の音楽がその主題を鮮明にしている。》 (東陽一/映画監督)


商品情報

■1993年度キネマ旬報ベストテン文化映画第4位
/日本映画ペンクラブ・ノンシアトリカル部門第3位/優秀映画鑑賞会推薦
■2作品(『あらかわ』『続・あらかわ』)でDVD1本
■DVD特典:リーフレット、「あらかわ」「続・あらかわ」フォト

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